こんにちは。にのじです。
今回は、最近立ち上げたビオトープを紹介します。昨年はお試しがてら発泡スチロール箱でベランダビオトープを楽しんでいましたが、2年目の今年からは本格的にビオトープを満喫しようと思い、睡蓮鉢での立ち上げを決意しました。
窓際に水辺。最高です。
完成したビオトープはこちら
シーズン到来!ベランダが賑やかになりました。
発泡スチロール箱のビオトープもなかなか楽しめましたが、やはり睡蓮鉢は良い…!見栄えというか雰囲気の勝利というか、とにかく大満足です。これで今年の夏も乗り切れそうです。
しかもこれ、全然難しくありません。ざっくり言うと、器に買ったものを入れるだけ。
早速ですが、今回の立ち上げのために揃えたものをご紹介していきます。
揃えたもの
睡蓮鉢
陶器の睡蓮鉢で、大きくて、青系の色味で、それでいて他の同条件の商品よりも圧倒的に安かったこちらの商品に決めました。
こちらのショップは他店に比べてとても格安でした。
届いた瞬間は直径51cmという大きさに圧倒されました。というか、玄関が埋まりました。
植物
立ち上げ時には以下の5種を入れることにしました。冬場もある程度楽しめるように、そのまま屋外で越冬可能な品種を中心に選んでみました。
ヒメスイレン
ヒメトクサ
シラサギカヤツリ
ガジュマル
ダイソーで発見し、テンションが上がって購入しました。
ガジュマルあったああああ pic.twitter.com/Wg1tKapM0N
— にのじ (@aqua_ninoji) June 2, 2020
アマゾンフロッグビット
昨年メルカリで購入してからずっと維持している浮草です。暖かくなるとどんどん新芽が出るので、一株からでも無限に増えます。
底床材
ソイル
赤玉土と迷ったのですが、今回はしっかり植物も育てたいと思ったのでソイルを選択しました。ちなみに赤玉土はほとんど栄養ゼロの土です。
このプラチナソイルは吸着系ソイルの中でも結構よく使われている商品で、私も屋内水槽でよくお世話になっています。ただ、ノーマルタイプは粒が結構大きめだったので、パウダータイプかスーパーパウダーを選択した方が見栄えは良いと感じました。
余談ですが、水槽内にある使用済みソイルを再利用するのもアリです。
使用済みソイルは栄養たっぷり!
軽石
主にバクテリアの住処として、多孔質の軽石を使います。今回初めて買ってみた商品ですが、あまり粉が出なくて使いやすかったです。粒は小さめで、粒によって色が違います。
生体
メダカ
昨年友人から頂いた卵が成長したラメ幹之を中心とする幹之系統と、突発的に購入した楊貴妃がいます。冬の間も基本何もせず放置していましたが、苔をつまんで無事越冬してくれました。
ヒメタニシ
めっちゃ重要なメンバーです。タニシは濾過摂食をする貝なので、フィルターの設備が無いビオトープにおいて常に水を濾過してくれる貴重な存在になってくれます。
更に屋外で越冬できますし、雌雄揃えばビオトープ内で繁殖しゆっくりと増えていきます。採用しない理由がない万能お掃除生体です。
淡水シジミやドブ貝なども濾過摂食する貝です!
↑の商品で11匹買ったら、到着当日から数日間で5倍以上に増えました。何匹いても困らないので非常に嬉しいです。charmさんありがとう!
おはようございます。
— にのじ (@aqua_ninoji) June 2, 2020
ヒメタニシはそんなに増えないと約束したな。あれは嘘だ。 pic.twitter.com/AK9W5gTjRP
シマドジョウ
いわゆる底モノです。底床付近で活動する生体があまりいないので、バクテリアのためにもソイルを多少耕して欲しいと思いお迎えしてみました。かわいいやつ。
あまり大きいサイズだとメダカの稚魚を食べたりすることもあるようなので、混泳時は小さめの個体を選んだ方が良さそうです。charmさんでもサイズ別で販売されています。
その他
素焼き鉢
植物を植えて沈める用の鉢です。ダイソーやセリアでも調達できます。
鉢底ネット
素焼き鉢の底の穴から軽石が流出するのを防ぎます。100均でも買えます。
意外と鉢を持ち上げて移動させる機会があるので、入れておくと幸せになれます。
アルティメットコンテナ
ダイソーにて発見した蓋付きのコンテナです。中に軽石を3割ほど入れ、素焼き鉢の下に置いて高さを出しました。大人のメダカは入れないサイズの穴が開いているので、メダカの稚魚や稚エビの隠れ家になることも期待しています。
流木
屋内水槽にレイアウトしていた流木です。洗浄・乾燥・研磨・煮沸消毒を施して再利用しました。
植物だけを配置するとなんとなく動きがなく、大人しいイメージになりがちでした。そこに流木を組み込むことで躍動感のあるレイアウトになったと思います。
ビオトープの作り方
素材を集めた時点で、作業の5割は終わっています。あとは睡蓮鉢の中に丁寧に配置していきましょう!
- STEP1植物を素焼き鉢に植え込む
素焼き鉢に鉢底ネットと少量の軽石を入れて、
そこにポットから引き抜いた植物を置き、隙間にソイルを注ぎ込みます。 - STEP2睡蓮鉢に素焼き鉢を配置する
STEP1で準備しておいた鉢を置きます。植物によって水面から何cmくらいの位置がベストか異なるので、事前に調べておきましょう。
高さが必要な場合は空の素焼き鉢をひっくり返して土台にしたり、前述のアルティメットコンテナのような土台を用意して下さい。
- STEP3底床を敷く
睡蓮鉢の底面が見えている部分にソイルを敷きます。私はあまり厚く敷きたくなかったので、2cmくらいにしておきました。
- STEP4水を入れる
新品のソイルを使う場合は確実に濁りますが、翌日には澄んだ水になるのでご安心下さい。
立ち上げ当日に生体を導入する場合はカルキを抜いた水を使いましょう。私は調子の良い屋内水槽から種水をもらって入れました。
にのじ浮草も入れちゃいましょう。
- STEP5流木をレイアウトする
良い感じに見えるように流木を置きます。水上部分はもちろん、水中部分がどのように見えるかも割とポイントです。
- STEP6生体を導入する
水合わせをお忘れなく!
- FINISH完成
出来上がったビオトープを堪能しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。お家で水辺の癒やしを堪能できる睡蓮鉢ビオトープは最高ですよ!朝から夕方まで、いつでものんびり眺めて涼める素敵空間を是非とも体験してみて下さい。
今回は以上です。
梅雨前の今こそチャンス!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
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