こんにちは。にのじです。
今回は、好評連載中の【自宅でできる組織培養カップ】の第4回です。仕込みから約3ヶ月が経ち、さらなる変化が訪れました。
窓際に置いてるだけの完全放置で育てています
自家製組織培養カップのその後
ヴィトロプランツの組織培養キットを使い、自家製組織培養カップを作成してから約3ヶ月が経過しました。前回までの経過は以下の通りです。
前回の経過報告では、少し復活の兆しが見えてきたところでしたね。あれから2ヶ月でどのような変化を遂げたのか、早速見ていきましょう。
①キューバパールグラス(寒天に乗せただけver)
前回新芽の展開が見られたカップですが、現状こんな感じになっていました。
もはやアップにしなくてもわかる程に緑の範囲が広がっています。別角度から見るとこんな感じ。
ご覧の通り、それぞれの株が成長し葉を増やしています。右上の株が著しい成長を見せているのは、一番日当たりの良い場所だからかもしれません。そう仮定すると、定期的に向きを変えてあげた方が全体的に成長を促進できそうですね。また、一部は水上葉になっているように見えます。
小さい株はまだまだ水中葉ですね。というか、この位置だと株全体が液体の中にあるのでしばらくは水上葉にはならないと思われます。今後も成長を見守ろうと思います。
②キューバパールグラス(寒天に挿し込みver)
続いてはアナザーパターンのキューバパールグラスです。前回の時点では①とは違い枯れているような感じでしたが、どうなっているでしょうか。
もやしすら無いやないか!!!
完全に枯れています。枯れた茎が腐敗していないということから、滅菌状態の構築には成功したんだな、ということだけが推測できます。
③ショートヘアーグラス
最後はショートヘアーグラスです。
あれ、前回新芽が出ていたにしてはやけに色味のない様子…拡大してみましょう。
い草です。しかも新築ではなく年季の入ったやつ。どうやらこれも全滅の様子…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。枯れていると判断できるカップ②とカップ③については、今回時点で観察を終了しようと思います。そして、キューバパールグラスが上手くいっているので、残りの培養キットを使ってもう少し広い容器での培養を開始したいと考えています。ただ、季節的にかなり気温が低いのが気がかりなので、春が来てから植栽する感じになりそうです。
今回は以上です。
カップ全体にもこもこになるまで見守ります
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
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