こんにちは。にのじです。
今回は、私が管理している水槽を紹介します。
アクアリウムを始めてから試行錯誤しつつ手を加えているので、現時点においても未完成の状態です。
水槽の”完成“ってなんでしょうね…そんなもの無いような気もします。
60cmハイタイプ水槽(W60×D30×H40)
当初は「グッピーをメインに据えよう」と思っていたはずの水槽です。想定していたよりもグッピーが増えなかったことと、様々な生体に興味が湧いてしまったことで、いつのまにか賑やかな混泳水槽になりました。幸いにも60cm規格水槽よりも4cm高いハイタイプを選んでいたので、水槽内の空間に余裕があったのも要因のひとつだと思います。
不思議なもので、生体への導入意欲が一段落すると、今度は水草にも興味が湧いてきました。当初のレイアウトはJUNプレミアムシード「カーペットプランツ」(当時はラベルに”キューバパールグラス“と書かれていました)を全体に撒いて発芽させた緑の絨毯で満足していたのですが、時間が経つにつれてタイガーハイグロ系の自覚を見せ始めたため、徐々に撤去して新たな水草を植え込んでいます。
生体(賑やかし担当)
カージナルテトラ
パイロットフィッシュとして導入した、この水槽の初期メンバーです。導入当時よりもかなり大きくなり、マグロかな?と思う体型の子もいます。濃い青と赤のラインがとても綺麗で、水草を背景に泳ぐ姿が好きです。
安い・綺麗・丈夫と三拍子揃った人気の熱帯魚です。侮れません。
グッピー(RREA.ブルーグラス)
当初メインに据えようと思って導入した生体です。カージナルテトラとはまた別の鮮やかで明るいブルーなので存在感があります。グッピーを選ぶ際の候補の中で、そのブルーが決め手になりました。
導入するまでは「グッピーの成魚はこれ以上成長しない」というイメージが何故かあったのですが、それは大きな間違いでした。特に雄は尾ビレも背ビレも大きくなり、魅力を増しています。
RREAは”Real Red Eye Albino” の略で、黒の色素を持たない個体のことです。文字通り目が赤く、視力もあまり良くないそうです。
ゴールデンハニードワーフグラミー
ブルー以外の色を持つ熱帯魚を導入したいと思い、辿り着いたのがグラミーでした。見た目もかわいいですが、それ以外にも特徴が色々とあり面白いです。
- 独特の泳ぎ方(ホバリング)
- ラビリンス器官(ヒゲのような部分)でコミュニケーションを取る
- ラビリンス器官で直接空気から酸素を取り込める
- 雄は成熟すると婚姻色が発現し、見た目が変化する
- 雄が水面に泡巣を作り、雌が産み落とした卵を運んで育てる
ネット上ではGHDと呼ばれることが多いようです。フルネームが長いこと、そして話題に挙がりやすい(=人気がある)からでしょうか。
なんでGHD”G”じゃないんでしょうね…?
ディープレッドホタルテトラ
私を珍カラの世界へ引きずり込んでくれた生体です。カージナルテトラよりも体は小さいですが、赤く染まった全身と一層鮮やかな赤×黒の尾ビレが綺麗で見劣りしません。 GHD同様にホバリングするのも特徴で、群泳させるとより面白いです。
ボララス・ウロフタルモイデス
ボララス・ブリジッタエを代表とするボララス系の中でも最地味と言われる種類ですが、惹かれるものがあり導入しました。まだ色が揚がっていないので前評判通り地味です。これからの色揚げに大いに期待しています。
レッドチークバルーンラミレジィ
コバルトブルーバルーンラミレジィをお迎えしようと行ったお店で偶然にもそのタイミングで仕入れられていて、しかもコバルトブルーの状態があまり良くなかったことも重なり即決という運命的な出会いをしました。
バルーンラミレジィの中でもあまり見かけない種類じゃないでしょうか…?店員さんによるとエラが透けることで頬の辺りが赤く見えることから”レッドチーク”の名前がついたらしいです。ネットで検索してもあまり出てこないので、色が揚がるとどんな表情になるのか楽しみです。
生体(お掃除担当)
オトシンクルス
お掃除要員一号として採用しました。働きっぷりよりも見た目がかわいいことに定評があります。
オトシンネグロ
上のオトシンクルスよりも見た目はナマズ寄りですが、体が小ぶりなので愛嬌があります。意外と他の魚が寄っても逃げません。
サイアミーズ・フライングフォックス
お掃除担当で一番働いているのは間違いなくこいつです。柔らかい苔が大好物で、貪るように食べてくれます。
基本的にぎゅんぎゅん泳ぎ回って餌を探していますが、寝るときは行儀よく流木の上にぴたっとくっついている姿がかわいいです。
チェリーシュリンプ(レッド/イエロー/ブラック/ブルーベルベット etc…)
ミナミヌマエビの品種改良したものということでお掃除担当に分類してしまいましたが、ツマツマしている姿や舞う姿は非常に癒やされるので鑑賞価値も高い便利屋さんです。導入当初は10匹でしたが、ある時から一気に勢力を拡大し始め今では大小入り乱れて100匹以上いると思われます。プロホースで水草の茂みを吸うと生まれたてサイズの稚エビが飛び出してくるので、今もなお増え続けているようです。
フネアマガイ
貝は無理…!裏面が無理…!
と言っていた嫁のじが自らシマカノコガイを導入したことで私も興味が湧き、導入した貝です。凄まじい吸着力で導入以来ガラスから剥がせた試しがありません。お掃除能力は随所で言われている通り最強だと思います。ただ、ソイルの縁をぐいぐい掘り進むので水草を抜かれないかヒヤヒヤすることもあります。
水草
オーストラリアンクローバー
前景草として採用しています。モコモコと縦にも伸びてくるので定期的にトリミングする必要がありますが、かわいいので良しとしています。光合成で大きな気泡をつけることも魅力のひとつです。
ショートヘアーグラス
中景草として採用しています。本来前景草として使う水草ですが、左右の岩の間(水槽の中心)に芝生のような草原を作りたいと思った時に合致したのがこの水草でした。
まだ植栽して一回目のトリミングをしたばかりなので草原とは言えない状態です。これからの繁茂に期待しています。
タイガーハイグロ系の何か(JUNプレミアムシード「カーペットプランツ」より発芽)
前述の通り、水槽立ち上げ前に種から育てた水草です。岩の上と右奥のエリアだけまだ植えられたままになっています。特に岩の上をどうにかしたいと思っていますが、ソイルの厚みがあまりないので抜くというよりソイルごと撤去するしかなさそうです。その場合代わりに何ができるのか…まだビジョンがありません。
検討が必要な箇所が次々発生するのも、アクアリウムの面白いところですよね。全然飽きさせてくれません。
ロタラ・インディカ
後景草として採用しています。根本からトリミングして分岐を促したいところですが、一旦水面に届いて赤みが増すまでは我慢するつもりで育てています。
ミリオフィラム・ガイアナ
後景草として採用しています。植栽から数週間経ち、ようやく葉の成長が始まったばかりです。最初の植え方がイケてなかったせいで、かなりの株が抜けてしまいました…。ここから増やしていこうと思います。
ブセファランドラsp.ベルベット
ワンポイントを飾る水草として採用しています。他の水草と比べると小ぶりにも関わらず、存在感があるので良いアクセントになってくれています。思っていたよりも成長が早く、毎日新芽が少しずつ伸びている様子が観察できるのでつい注目して見てしまいます。
ブセ沼の民の気持ちがわかってきました。まずいですね。
その他の要素
- 水槽…Tetra RA-60
- 濾過…Tetra バリューEXパワーフィルター VX-60
- 底床…ADVANCE SOIL(PLANTS)
- 肥料…E15FerActiv + 自作カリウム液肥
- 照明…GEXクリアLED POWERⅢ + Tetra パワーLEDプレミアム
- CO2…発酵式ボトルで添加有り
あれ?個別の説明なし?
そのうち書けばいいかなって…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まだまだ発展途上なので、今後も試行錯誤しながらやっていきます。
こうして再確認してみると、アクアリウムを始めようと決意した時には全く想定していなかった要素がたくさん存在していることに気付きました。最初は誰でもそんなものだと思いますので、アクアリウムに興味がある方は、是非スタートを切ってからあれこれ悩み、自分なりの水槽を作り上げてみて下さい。楽しいですよー!!
今回は以上です。
水槽の再確認、結構楽しかったです。水槽をお持ちの方はぜひ再確認してみて下さい。新たな発見があるかもしれませんよ!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
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