こんにちは。にのじです。
今回は、嫁のじこと私の妻が管理している水槽を紹介します。ひとまずこれで水槽紹介編は完結です。
嫁のじがアクアリウムを始めたきっかけ
私がアクアリウムを始めて一ヶ月くらい経った頃のことです。当時私の水槽には10匹程度のチェリーシュリンプがいましたが、昼間はカージナルテトラやゴールデンハニードワーフグラミーを警戒して隠れてしまい、表に出ている個体がほとんどいない状況でした。
エビちゃんのツマツマ可愛いのに隠れちゃって全然見えない…
混泳水槽だからなぁ…専用水槽だったら多分いつでも見れるよ
それだーーーーー!
なんということでしょう。その会話から一週間後、我が家には2つ目の水槽台と30cmキューブ水槽、その他水槽用品が1セット揃っていたのです。charmさん、素晴らしい企業努力です。
というわけで、見事アクアリウム沼に引きずり込まれた、というか自ら飛び込んで来た嫁のじの水槽を紹介します。
30cmキューブ水槽(W30×D30×H30)
エビ達のツマツマをいつでも観察できるように、シュリンプファーストを体現した水槽です。古城のオブジェが良い具合に馴染んでいて、私の水槽とは違う世界観を作り上げてくれています。もちろんエビ達の隠れ家としても機能していますし、二箇所トンネルになっているので生体が出入りするのを見るのも楽しいです。
生体導入直後は成熟したサイズのチェリーシュリンプだけでしたが、抱卵と孵化を経て世代交代が進んだ結果、現在では若エビだらけになりました。今後も増え続けていくことでしょう…。
そして、何かとトラブルの起こる水槽です。立ち上げ後しばらくして、ミズミミズが大量発生してしまいました。原因はおそらく餌のやり過ぎで、食べ残しの餌がソイルに残った箇所を中心にたくさんウネウネといらっしゃいました…。当時は朝起きるとガラス面をかなりの数のミズミミズが這っているという状況でしたが、給餌量をかなり絞ることで徐々に数が減っていきました。ミズミミズに悩まされている方は試してみて下さい。
生体(賑やかし担当)
スノーホワイトシュリンプ
数あるエビの中からメイン生体に抜擢されたのはスノーホワイトシュリンプでした。ネットで画像検索しても雰囲気が掴めなかったようで、アクアフォレスト新宿店で見たツマツマしている様子が決め手となったそうです。導入直後は抜け殻と見間違えることもありましたが、慣れました。上の画像は抱卵個体を撮ったものでややピントが甘く申し訳ないのですが、卵も真っ白だということが確認できますね。
チェリーシュリンプ(レッド/オレンジ/イエロー)
charmさんで販売されている三色ミックスセットを導入していました。カラフルで賑やかな雰囲気にしてくれましたし、スノーホワイトシュリンプとの見栄えの相性もバッチリです。
繁殖によって生まれた地味な色のMIXシュリンプ
生まれてきた稚エビのおよそ半数はこんな感じの色柄です。本来のミナミヌマエビに近い感じでしょうか。他のカラフルな個体と比べると地味なので、たまに掬って60cmハイタイプ水槽やビオトープへドナドナされています。
グッピー(RREA.ブルーグラス)の稚魚
60cmハイタイプ水槽で生まれたグッピーの稚魚を他の魚から保護する目的で隔離してもらっていましたが、ある程度成長したので戻そうというタイミングで
ゼロになるのは寂しいから嫌!
と言われ、雄だけ残してあげました。しばらくは上層の主役を張れそうです。
ゴールデンバルーンラミレジィ
先日の奥沢アクアショップ巡りに行った際に、水景工房さんで嫁のじが一目惚れしてお迎えしました。
ぎゃんわいい〜〜〜〜〜〜♡♡♡(発狂)
ただ、バルーンと言えどラミレジィはラミレジィなので、エビとの混泳相性は気にしないといけない点ですよね。シュリンプファーストならそもそも導入候補には挙がらない生体な気もしますが、心底惚れ込んでいる様子が丸出しだったので「エビの隠れ家を増やしてちゃんと餌やりすれば混泳できると思うよ」と助言しました。実際、私の水槽にもレッドチークバルーンラミレジィとチェリーシュリンプが混泳していますが、執拗に襲うことはありません。むしろ同種同士でのどつき合いの方が頻繁に目撃されています。
最終的にペアではなく単体でのお迎えを選択していましたが、水合わせ後に「寂しそう…もう一匹泳いでる様子が目に浮かぶ…」とか言っていたのでそのうち増やすのかもしれません。水槽内での繁殖が可能な生体なので、たくさん産まれて困るようなことがないように方針を決めないとですね。
生体(お掃除担当)
オトシンクルス
皆さんご存知オトシンクルスです。導入当時はかなり若く小さな個体でしたが、ミズミミズの大量発生に伴い嫁のじが水槽内へ手を入れられない時期があったので、その時に発生したコケを栄養にそこそこのサイズに成長しました。
サイアミーズフライングフォックス
ミズミミズ発生中にこれまた盛大に伸びてしまった糸状藻を駆逐するためにお迎えしました。目に見えてコケが減っていく様子をお楽しみ下さい。
アクアショップで「なるべく小さい個体を下さい」とオーダーした結果、店員さんが本当に小さい個体を見事掬ってくれたという思い出があります。その後コケをモリモリ食べて、この水槽における一番大きい魚として泳ぎ回っています。
シマカノコガイ
こちらもミズミミズに悩まされている時期に導入された生体です。嫁のじは私がタンクメイトを選ぶ際にも「貝は入れないでね!」と注文をつけてくるぐらいには貝が苦手だったのですが、
ミズミミズだらけの水槽に手を入れるよりはマシ!
と意を決してショップへ向かいました。
いざ実物をショップ見ると、最初に挙がった候補は色の可愛さからピンクラムズホーンだったのですが、親切な店員さんから「爆殖するからやめた方がいい」とアドバイス頂き、見た目が許せて勝手に増えないシマカノコガイが採用されました。
結果的にこれが大正解で、全体的に森の神殿みたいになっていた古城オブジェが当初の姿に戻りましたし、ガラス面も未導入の頃と比べるとスポット状のコケがつきにくくなりました。その働きを評価して、以前ほどは苦手ではなくなったようです。
水草
キューバパールグラス
緑の絨毯(本物)を目指して底床全体に植栽されています。植栽直後よりはじわじわと広がってきているものの、途中でミズミミズ騒動があった頃に餌を減らされたエビたちの非常食となっていたようで、葉が齧られてランナーが露わになっている箇所が散見されます。最近は食害の侵攻を食い止めるためにそこそこ餌をあげているので、しばらくすれば繁茂してくれることでしょう。
ショートヘアーグラス
中景草として古城の周辺に植栽されています。個人的には結構いい感じに植えたな、と感心しています。葉先がカールすることで、古城とソイルの接地箇所をうまくごまかしてくれそうですよね。生え揃ったら結構良い雰囲気になると思います。期待してます。
ロタラ sp. Hra
後景草として採用しています。背の高い水草がないことと他の水草が全てライトグリーン系の色味だということを考慮して、赤く染まる有茎草の代表種を選んだようです。最終的にはその高さを活かしてエビ達が大勢集うエビマンションにするとのこと。上の画像は奥沢のEARTHさんで購入し植栽した日から4日目のものですが、先端から新芽が出てきているのでうまく根付いてくれているようです。
その他の要素
- 水槽…Aqullo スーパークリア 前面曲げガラス水槽 アクロ30キューブR
- 濾過…Tetra バリューAXパワーフィルター VAX-30
- 底床…ADVANCE SOIL(SHRIMP)
- 肥料…なし
- 照明…GEXクリアLED POWERⅢ
- CO2…発酵式ボトルで添加有り
- 水中オブジェ…古城
まとめ
いかがでしたでしょうか。今後も徐々に水景が育っていく様子を報告していきたいと思います。
今回は以上です。
今後の発展をお楽しみに!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
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