こんにちは。にのじです。
ミドボン導入編の第2回です。今回は私が買い揃えた周辺機材についてご紹介します。
![にのじ](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2019/06/ninoji.png)
モノタロウは神
必要なもの(再掲)
前回レギュレーターをWPWから購入したわけですが、それだけでは依然として丸腰にレギュレーターをぶら下げた状態です。ここで、現時点で買い揃える必要があるものを整理してみましょう。
レギュレーターを買ったことで、同時に電磁弁も入手しました。ここから先は導入する水槽の数によって数量が変わってくるので、配線のイメージを描いて検討を進めました。
![設計図](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2020/03/Screenshot_20200330-075934_Galaxy-Notes-500x468.jpg)
…まぁ、描かなくても水槽の数だけ必要なものが大半なのですが、折角なので載せてみました。図形の意味は続きを読めば自ずとわかるかと思います。
周辺機材はモノタロウで。
アクアショップに行けばCO2添加用と称してスピコンや耐圧チューブなどが販売されていますが、アクアリウムのCO2添加用に特殊なチューニングがされているわけではないようです。利点といえばアクア用品として使う場合にメジャーなサイズ感のものだけが置いてあるので、多数の商品から吟味しなくても大体間違いなく使えるということでしょうか。
私はブランド名に高いお金をかけるのも無駄だと感じたので、必要な機能を満たしつつコストを抑える方法を探し、様々な分野の商品が大量に扱われているサイトに辿り着きました。それがモノタロウです。
名前は聞いたことがありましたが、個人的にはなんとなく業務用というか法人向けというか、とにかく個人向けではない印象がありました。でも、利用してみると個人でも全く問題なく使えました。送料無料ラインが3500円なのも嬉しいポイントです。
それでは、モノタロウで買ったものをご紹介していきます。
耐圧チューブ
PISCO社のポリウレタン製チューブです。エアー用の柔らかいシリコンチューブとは違い、高圧の二酸化炭素に負けない硬さのあるチューブです。ちなみに、同一商品がcharmでも扱われていますが、値段は結構違います。
最初は水槽ごとにチューブの色を変えて配線しようと思っていたのですが、販売単位が5m刻みだったので、中途半端にカラフルなチューブが余っても邪魔になると思い断念しました。ですが、これから複数の水槽に配線する人には「チューブの色は変えた方が良い」とお伝えしておきます。なぜなら、分岐させたり水槽台の裏を通したりしている内に、どのチューブがどの水槽へ繋がっているかわからなくなってしまうからです。
![にのじ](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2019/06/ninoji-e1577082524798.png)
ちょっと後悔…そのうち改修します
低速制御用スピードコントローラー(スピコン)
SMC社のスピコンです。CO2の添加量を調整するための部品です。スピコンの品質は添加量調整時のストレスに大きく影響すると聞いたので、あまりケチらず評判の良いものを買いました。ちなみに同一商品がAmazonでも50円程度の差で売られています。
ユニオンワイ
CO2の通り道を分岐するパーツです。PISCOやSMCからも発売されていますが、モノタロウ独自ブランドの方が安かったので買ってみました。
Y字だけでなく3出力以上の分岐エルボーも販売されていますが、ゴチャゴチャしたパーツは問題発生時の原因切り分けが困難になるのであまりお勧めしません。個人的にはシンプルなパーツを複数組み合わせる方がトレースしやすいので好きです。
逆流防止弁
プラスチック製のものはチューブとの接続部分が割と折れやすい(実際、これまでに何個も折っています)ので、耐圧チューブをねじ込む用途を考慮し、ステンレス製のものを選びました。
こちらもモノタロウ独自ブランドの商品ですが、チューブとの接続部分はリリースブッシュになっていて、耐圧チューブなら差し込むだけでロックされる仕組みなので安心です。
![にのじ](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2019/06/ninoji-e1577082524798.png)
見た目がダサいのはご愛嬌。
モノタロウ以外で買ったもの
逆流防止弁付きバブルカウンター(失敗)
FREEWIND社からメルカリ経由で購入しました。商品自体は特に独自性のあるものではなく、Amazonで検索すれば出てくる中華製の商品と酷似した見た目をしていました。
Amazonで単品を3つ買うより、こちらで3つセットになっているものの方が安かったので購入しましたが、これが大失敗でした。
届いた商品を見ると1つだけ逆流防止弁部分のパーツが逆向きになっているように見えました。
![不良品疑惑](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2020/03/20200124_174538-500x282.jpg)
気のせいと思い繋いでみると、根本部分のネジ留めした箇所からCO2とバブルカウンター内の水が漏れ出していました。それも3本ともです。
実は漏れに気づいたのが運用開始から3日ほど経ってからのことだったので、ミドボンからかなりの量の二酸化炭素が失われてしまいました…。
安物買いの銭失いとはまさにこの事ですが、この件から「複雑な機能を作り込むことは、同時に不具合も混入する可能性がある」という教訓を得ました。安い商品は尚更ですね。
仮に逆流防止弁とバブルカウンターを別々に購入していれば、バブルカウンターに不具合があったとしてもその部分だけ交換すれば済んだ話でした。
バブルカウンター
反省を活かして、シンプルな作りのバブルカウンターをAmazonで買い直しました。
特に問題もなく、添加スピードも見やすいので重宝しています。タイミングによってはAmazonのクーポンで割引があったりするので安く買えます。
スマートタップ
Amazonで購入しました。ADAのパワーコードとの違いは操作用のアプリがMerossではなくSmartHomeである点と、お値段です。
ちなみにこちらの商品はMerossで操作できます。
電磁弁付きのレギュレーターで添加のON-OFFをタイマー制御するために必要ですし、スマートプラグを使ってみると色々捗ることがわかってきたので、4口のタップ型を選びました。
具体的な使い方、利用シーンについては以前スマートプラグの便利さをご紹介した記事が参考になるかと思います。
モノタロウからのおまけ
モノタロウでスピコンなどを発注した直後に、なんと指定商品が0円で購入できるクーポンが大量に届きました。しかも当日の追加発注なら別途送料は発生しないシステムになっているので、とりあえず使い道のありそうなものは全てクーポン適用で買ってみました。その結果がこちらです。
![モノタロウさまさま](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2020/03/20200120_172957-500x282.jpg)
本来購入したかった機材よりも多くおまけ商品が届きました。特に有難かったのがタオルペーパーです。水槽メンテ時に手を拭いたり、油膜取りにも惜しみなく使えて便利でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はレギュレーターと水槽の間を繋ぐための、接続部品の選定結果をご紹介しました。次回はいよいよミドボンと周辺機材を繋ぎ、快適CO2添加環境を構築していきます。
今回は以上です。
![にのじ](https://www.nojirium.com/wp-content/uploads/2019/06/ninoji.png)
ジョイマン、どこいったの…
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
コメント