こんにちは。にのじです。
今回は、先日紹介した自宅でできる組織培養カップの途中経過を紹介します。仕込みから約1ヶ月が経ち、2週間経過時点からは予想できなかった変化が訪れました。
残暑と台風を乗り切ったぞ…!
自家製組織培養カップのその後
ヴィトロプランツの組織培養キットを使い、自家製組織培養カップを作成してから約1ヶ月が経過しました。
前回の2週間経過時点の記事でお伝えした通り、見るも無残な状況となっていたカップ達は、どのような変化を遂げているのでしょうか。早速見ていきましょう。
①キューバパールグラス(寒天に乗せただけver)
2週間経過時点の姿はこちらです。枯れてるのでは?という感じでした。
そしてこちらが1ヶ月経過時点の様子です。
復活してる…!!!いや、正直これは予想していませんでした。だって前回枯れてたじゃん…もやしの先っちょみたいになってたじゃん…。いやはや、失礼しました。植物のパワーを舐めてましたね。お見事です。
しかしこれ、ちょっと袋の外側からだとわかりにくいんですが、まだ水上葉って感じでもないんですよね…ADAのbioみずくさの森は半水中葉を謳っているので、もしかしたらこの状態がそれなのでは?という気もしています。水上葉を水中に植えても、一度枯れてから水中葉が展開しますしね。
いずれにせよ、この自家製組織培養カップでも、枯れた状態からでも新芽が出ることがわかりました。これは残り2つのカップについても期待できますね!
②キューバパールグラス(寒天に挿し込みver)
というわけで、続いてはアナザーパターンのキューバパールグラスです。こちらも前回の時点では全体的に枯れていましたが、部分的に緑の箇所がありました。
①の奇跡を目の当たりにした今ならわかります。これはおそらく2週間時点で既に新芽が展開していたのでしょう!早かった理由は茎を寒天に挿していたことが有効だったものと予想できますね。それでは現在の姿を見てみましょう。
もやしやないか!!!
なんで枯れてるの…緑の箇所もなくなってるし…。期待を返してほしいです。別の角度から見てもやっぱり枯れてるようです。
③ショートヘアーグラス
最後はショートヘアーグラスです。もう騙されませんよ!前回時点では多少生きてる様子が伺えましたけども!
現在の姿がこちらです。
あれ、伸びてる…しかも新芽が出てきてます!やったー!もうよくわかんないけど嬉しい!!
実際、今後どういった姿になっていくかは全く予想がつきません。ただ、新芽が出ているということは少なくとも死んではいないようなので、しばらく見守ろうと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。イマイチ釈然としませんが、元気に育ってくれている株が今後どのように変化していくか楽しみです。
ところで、ADAのbioみずくさの森は今後寒天培地から液体培地へとシフトする方針だそうです。既に一部の水草は液体培養したカップへと切り替えられているとか。
寒天を洗い流す手間が省けるので、ユーザーとしてはありがたいですね!他社でも切り替えが進んでいくのかは不明ですが、いずれは業界全体のスタンダードな手法になっていってくれることを期待しています。
今回は以上です。
あれ、冬の間ってカップ達はどう管理すべきなんだろう…
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた!
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